いい話を、子どもたちに!【いい話を集めたブログ】

いい話をたくさん子どたちに聞かせたいと思い、古今東西からいっぱい集めました。寝る前にスマホで読み聞かせできます。大人の気分転換にもどうぞ。

ちょっといい話~大人用~「驚くことの達人」(読了時間:約3分)

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A・マクギニス氏の心に響く言葉より…


デビット・ソークは地元大学の学生部長を引退し、今は年間1000枚以上を撮影する写真家である。

以前私は彼にこう聞いたことがある。


「どうしていつもカメラをもち歩いているのですか?

何か珍しいシャッターチャンスをものにして、それを出版社に高い値で売りつけようというわけですか?」


「いやいや、とんでもない」と彼は答えてこうつけ加えた。

「ものがもっとよく見えるように写真をとるんですよ。

注意深さが足りないと怠慢になって、家の桃の木の新しい花びらにも気がつかなくなるでしょうし、中庭をうろついているトカゲの不思議な色も見落としてしまうでしょう。

カメラを持ち歩くおかげで観察力を維持できるんですよ」


私の妻は「感嘆術」のエキスパートだ。

結婚する以前、私は一度として朝のコーヒーを楽しんだという記憶がなかった。

朝のコーヒーは私にとって単なる目覚まし代わりにすぎなかった。


そしてダイアンに出会った。

彼女は朝3回のうち2回は両手でカップをささげもち、ふくいくたる香りを胸いっぱいに吸い込んでは感激して叫ぶのだ。

「ああ、なんていい香りでしょう。

目覚めの一杯のコーヒーは最高ね!」


積極人間は自分に起こった物事すべてが、毎日毎日よくなっていくとは言わない。

また、人生最悪の日はもう二度と訪れないとも言わない。

いったい、明日がどんな一日になるのか…誰にだってそんなことはわかりっこないのである。


われわれが知っていること…それは、この世の中は欠点だらけであっても、味わったり楽しんだりできる素晴らしい物事にあふれたたいした世界なのだ、ということである。

パブロ・カザルスの一言で締めくくることにしよう。

「感動したり愛したりしているうちは、人は決して年をとることがない」

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『今できることから始めよ!』(稲盛和夫監訳)三笠書房

池田龍三氏「ちょっといい話」より

ちょっといい話~大人用~「感情は考え方がつくる」(読了時間:約2分)

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「感情」は「考え方」がつくります。

目の前の出来事を「よい」「悪い」と反応する

「考え方(価値観)」が感情をつくります。


自分の考え方(価値観)に合うものは、「すばらしい」「楽しい」と

感じて、うれしいという感情が湧く。

自分の考え方(価値観)に合わないものは「間違っている」「悲しい」

「悔しい」「許せない」という感情が湧く。


だから、「なんだかいつもうまくいかない」と感じて、目の前の

現実という「結果」を変えたいのなら、

・「結果」を変えるためには、「行動」をかえる。

・「行動」をかえるためには、「感情」をかえる。

・「感情」を変えるためには、「考え方(価値観)」を変える。

という流れになります。



つまり、行動を変えるためには「考え方」を変える必要があるのです。

「落ち込む」「怒る」「泣く」などの行動を変えるためには

考え方をかえる、のです。


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「あなたの性格は変えられる」 著 心屋仁之助

池田龍三氏「ちょっといい話」より 

ちょっといい話~大人用~「相手も主人公」(読了時間:約2分)

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自分の人生の主人公は、

誰が何と言おうと“自分”です。

そして、自分以外の人、親も兄弟も親友も、主人公じゃ無く重要な“わき役”です。

それと同時に、

例えば自分の奥様から見たら、奥さま自身が主人公で、あなたは“わき役”なのです。

親友だとしても、相手にとったら自分が主人公なのですから、

どう頑張っても相手の人生の主人公にはなれません。

そこで大切なのが、

相手の立場、相手の気持ちを察するということではないでしょうか。

上司と部下の関係でも、親子の関係でも、夫婦の関係でも、友人の関係でも、

お互いに相手の立場や気持ちを察するからこそ、

相手の人生の“名わき役”になっていくのでしょう。

みんな、自分の人生を良くしたかったり、輝かせたかったり、幸せになりたかったりします。

そう思っているのは自分だけじゃ無いという事実があるのです。

今、上手く行っている経営者の方を観察すると、一つの共通点がありました。

それは、

自分が輝くことよりも、人を輝かせることに力を注いでいるということです。


お笑いコンビ“くりーむしちゅー”さんが成功した秘訣について聞かれた時の答えが、


「笑うようになったからですよ」


とのこと。


昔は他の芸人さんが面白いことを言っても、みな敵だから、

たとえ面白くても笑ってやるもんか、笑ったら負けだと思って、ずっとムッツリしてたそうです。


しかしある時、萩本欽一さんからアドバイスを受け、


他の芸人さんのネタでも自然に笑うようになったのだと。

 

相手を輝かすことが出来る人は、結果的に自分も輝いていくのですね♪

 

逆に、相手を認めない、ライバルを認めない、部下を上司を認めない、


子を認めない、親を認めない・・・


そうすると、どんな結果になっていくのかは想像がつきます。


自分が主人公、同時に、相手も主人公♪

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【魂が震える話】より

池田龍三氏「ちょっといい話」より

ちょっといい話~大人用~「やさしい言葉は想像力から生まれる」(読了時間:約2分)

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夫婦は気心が知れてくると、

自分のことだけ主張するようになります。


それがケンカのもとになり、

「何で、あなたは私のことがわらないのよ」

「おまえこそ、オレのことがわからないんだ」

とぶつかります。


あるときから、

私はやさしさや思いやりは、

「想像力」だと思うようになりました。



例えば、朝、何かのことで口論になり、気分悪く1日をスタートする

そんな日もあります。



悔しくて、帰ってきたら朝のケンカの続きを言ってやろう、と思うときもあります。


ときには、言い過ぎたわと、

ちょっぴり反省することもありますが、

夫は腹を立てて飲んで帰ってくるかもしれないと思うと余計、腹が立ってきます。


でも、今頃、夫は寒い中、

営業で飛び回っている、

そんな姿を想像します。


契約がとれなくて焦っているかもしれない、

企画書が間に合わなくて上司の顔色をおどおどして伺っているかもしれない、

安いランチ定食とか、

時間がなくて立ち食いそばを食べているかもしれない……。


このようにイメージすると、

夫がとても愛おしくなるのです。


温かい鍋料理を作ってあげよう、

温かいお風呂を沸かしておこう、

そんなやさしい気持ちになれるのです。


~~~

出典 「一瞬で夫を変える気くばり術」 あらかわ 菜美 著 コスモトゥーワン

池田龍三氏「ちょっといい話」より

ちょっといい話~大人用~「感謝する習慣の恩恵」(読了時間:約2分)

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ロバート・A・エモンズ氏の心に響く言葉より…


感謝の気持ちは、心、からだ、社会に、数え切れないほどの恩恵をもたらします。

近年の多くの研究によって、健康や幸福への効果が確認されています。

それらの臨床試験、実験、大規模なアンケートからは、ありがとうの習慣はあきらかに効果をもたらし、しかもその効果は持続することがわかっています。


■医療関係の仕事に就く人々に、感謝の気持ちを2週間にわたって日記に綴ってもらったところ、ストレスや鬱(うつ)が減り、その効果が持続しているという回答が、それぞれ28%と16%に上がった。 

■ありがとうの習慣がある人は、そうでない人とくらべてストレスホルモン(コルチゾール)の分泌が23%少ない。

■感謝の気持ちを記録すると脂肪の摂取量が25%も少ない。

■自殺未遂による入院患者が感謝の思いを伝える手紙を書いたところ、88%が「夢も希望もない」という状態から少し立ち直り、94%が以前よりも楽観的になった。

■ありがとうの効果によって、慢性的な痛みを抱える人(その76%は不眠症にも悩んでいた)の睡眠の質が10%改善し、気分の落ち込みが19%軽減した。


ありがとうの習慣を身に付けると、感情をコントロールできるようになり、ひいては、からだにもよい効果がおよびます。

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『ありがとうの小さな練習帳』プレジデント社

池田龍三氏「ちょっといい話」より

 

 

ちょっといい話~大人用~「カーネギーの幸運日記」(読了時間:約2分)

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植西聡氏の心に響く言葉より… 


不運を幸運に転じるためには、よいことだけを日記につける習慣を身につけるのがいいと思います。

ゼロの状態からスタートして巨万の富を築きあげることに成功したアメリカの鉄鋼王アンドリュー・カーネギーは、日記をつけるのを日課にしていました。

そのカーネギーが死んだのち、遺族が彼の日記をめくると、そこには次のようなことが記されていたというのです。


「小鳥が卵を産んだ。我が家に家族が増えると思うと楽しみだ」

「夕飯に食べたオムライスがものすごく美味しかった」

「孫の風邪が治ってなによりだ」

「妻が手編みのマフラーを編んでくれた。ありがたい」


つまり、よい出来事だけを書き記していたのです。


私たちの中には日記をつけている人も多いと思いますが、不運に見舞われると、往々にしてマイナスのことを書きがちです。

思い当たる人は、これからはよい出来事だけを日記に書く習慣をつけるといいと思います。


「今日は朝早く起き、散歩ができた」

「自分の案が会議で採用された」

「ランチで食べたパスタがものすごく美味しかった」

「友だちが観たかった映画のDVDを貸してくれた」


こうしたことを毎日、書き記していけば、よいことだけが想い出として残り、読み返すたびにハッピーな気分になります。

それによって、心もプラスの感情でいっぱいになります。

すると、幸運期の到来も早まるようになるのです。

 

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『幸運は不運のあとにやってくる』リンダパブリッシャーズの本

池田龍三氏「ちょっといい話」より

ちょっといい話~大人用~「ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5」(読了時間:約3分)

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もし今日が人生最後の日だったら、あなたは後悔を口にしますか。それはどのようなものですか。

人生最後の時を過ごす患者たちの緩和ケアに数年携わった、

オーストラリアの Bronnie Ware さん。彼女によると、

死の間際に人間はしっかり人生を振り返るのだそうです。

また、患者たちが語る後悔には同じものがとても多いということですが、

特に死を間近に控えた人々が口にした後悔の中で多かったものトップ5は以下のようになるそうです。


1. 「自分自身に忠実に生きれば良かった」

 「他人に望まれるように」ではなく、「自分らしく生きれば良かった」という後悔。

Ware さんによると、これがもっとも多いそうです。

人生の終わりに、達成できなかった夢がたくさんあったことに患者たちは気づくのだそう。

ああしておけばよかった、という気持ちを抱えたまま世を去らなければならないことに、

人は強く無念を感じるようです。


2. 「あんなに一生懸命働かなくても良かった」

 男性の多くがこの後悔をするとのこと。仕事に時間を費やしすぎず、

もっと家族と一緒に過ごせば良かった、と感じるのだそうです。


3. 「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」

 世間でうまくやっていくために感情を殺していた結果、

可もなく不可もない存在で終わってしまった、という無念が最後に訪れるようです。


4. 「友人関係を続けていれば良かった」

 人生最後の数週間に、人は友人の本当のありがたさに気がつくのだそうです。

そして、連絡が途絶えてしまったかつての友達に想いを馳せるのだとか。

もっと友達との関係を大切にしておくべきだった、という後悔を覚えるようです。


5. 「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」

 「幸福は自分で選ぶもの」だと気づいていない人がとても多い、と Ware さんは指摘します。

旧習やパターンに絡めとられた人生を「快適」と思ってしまったこと。

変化を無意識に恐れ「選択」を避けていた人生に気づき、悔いを抱えたまま世を去っていく人が多いようです。

以上、どれも重く響く内容でした。これを読んで、あなたは明日からどう過ごしますか。

 (文=阪井亮太)

 

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池田龍三氏「ちょっといい話」より

ちょっといい話~大人用~「誰かに認められること」(読了時間:約6分)

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佐々木将人氏の心に響く言葉より…


東京のある学校の卒業式の1週間前に、一人の不良学生が校長に呼び出された。

常日頃悪行を重ねていた学生は、叱られるのを覚悟して、校長室のドアを叩いた。


「入れ」という威厳のある声と共に、

「鍵をかけなさい」といって鍵を渡しながら校長は、自らカーテンを閉めた。


学生は逃げられないようにして殴られると観念した。

「腰をかけ給え」といいながら、校長は、右に左にと歩きつつ、

「お前のいたずらは有名であり、他の先生の手もやき…云々」と切り出した。

学生は「きたなあ…」と奥歯をかみしめて身構えた。


「然しよくよく考えてみるに、君はお母さんを亡くし、

その後に来たお母さんにいじめられ、本当に可哀想だと世間のうわさだが、

大変だったなあ…。

思えば、そのうっ憤ばらしに、悪いと知りながら、やった事であると私は思う。

そうだな」

学生はおもわず拳を握りしめ、うなずきつつ、胸の熱くなるのをおぼえた。


「然し、ここでよく考えてみなさい、今さらお母さんの死を悔いても仕方がない。

人間は、必ず死ぬ。

いずれの日か死ぬという人生を、今日一日を価値高く生きよと、母の死は教えているのだ。

君のお母さんは、若くしてこの世を去ったが、立派なお母さんだった。


君のお父さんが、“まま母”と、君との間に立って、どれほど、気を遣い、心を痛めていられるかを考えたことがあるかい。

人間だけが、神の立場や相手の立場に立って考えることが出来るのだ。

自分を捨てて、心から親孝行をすれば、どんなひどい“まま母”でも、必ず感動するときが来る。

今、君が、すぐやるべきことは親孝行だ。

これは人間だけにある行為なのだよ。


こんな話をするのも、亡くなった君のお母さんが、草葉の陰から手を合わせて、私を通じて話をしているような気がしてならない。

まして、君は数多い卒業生の中で、将来大人物になる素質がある。

長年教育をやって来た私の立場から、それはよく判る。


だが一歩誤れば犯罪者にもなる。

今が大切な分岐点だ。

だから、これからは、本来の君に返り、心を明るくして朗らかにし、清く正しくもつことを心がけ、人の為、母の為になるように生きて欲しい。


とはいっても、人間は照れくさいもので、すぐには出来ない。

昔から人間は転機が大切だ。

だから、卒業式を君の人生の転機としたらどうだ」


諄々と道を説く校長の前に、その学生はハラハラと涙を流しながら、今までの悪行を詫び、そしてこれほどまでに、自分のことを見ていてくれた校長先生に対し、心より感動し、先生の為には命まで惜しくないと、み教えに従うことを誓った。

それをみながら校長は

「そうか判ってくれたか、本当にありがとう。

やはり私の目に狂いはなかった。

さあ男は泣くんじゃない」

と、学生にハンカチを渡す校長がまた、涙、涙であった。


そして最後に

「全校生の中に、君だけが大人物になる素質があり、君の将来こそ、私の唯一の楽しみだ。

然し校長としての立場上、君だけ可愛がる訳にはいかないからこそ、鍵をかけ、カーテンを閉めて、他人に判らないようにして話をしたのだ。

いいかい、男と男の約束だ。

このことは絶対人に言うなよ」

と言って、かたい握手をして別れた。


学生は卒業後、世間でも驚くほどの親孝行者となり、勤勉努力し、校長の予言通り大会社の社長となった。

星霜幾十年、すでに白髪になった老校長を囲む会が、盛大に催された。

その席上、かつては不良学生だった社長が立って、卒業1週間前の感動をそのままに、

「私はここで、男の約束を破る」と前置きし、あの時の状況を語った。


「私の現在あるのは、あの時の校長先生の一言です。

もし、あの感動がなかったら、私はどうなっていた事でしょう」

と言って、涙ながらに挨拶しながら、先生のところへ駆け寄っていった。


これを聞いていた人々は、一瞬水を打ったような静けさになった。

そして、アッと驚きの顔を見合わせながら「俺も言われた」「僕もだ」と驚きが感動の渦となって広がっていった。

思えば、ある人は喫茶店で、ある者は自宅に呼び出されながら、所を変え、時を変えて、その少年の心の中にある“命”の力を引き出したのだ。

 

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『人生山河ここにあり』マネジメント社
池田龍三氏「ちょっといい話」より



ちょっといい話~大人用~「いつからが習慣?」(読了時間:約2分)

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よく、



「習慣を身に付けた方が良い!」



「良い習慣が良い人生を築く!」



と言われますが、



一体いつからが習慣なのでしょう?



1週間?



1ヶ月?



1年?



習慣化するまでの期間のヒントが載っていましたので、ご紹介させて頂きます。


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ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究者たちは、2009年、



「新しい習慣を身につけるためにはどのくらいの日時を要するか」



という調査を行った。



その内容は、学生たちに一定期間、運動とダイエットに


取り組んでもらうというもので、結果は、



新しい習慣を身につけるには平均66日が必要だった。


また別の研究者によると、好ましい習慣を


一つ身につけることができた人々はストレスが少なく、



衝動的に買い物をすることはまれで、より良い食習慣が身につき、


アルコールやタバコ、カフェイン含有物の摂取は減り、テレビを観る時間も短くなった。


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「ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果」ゲアリー・ケラー / ジェイ・パパザン 著 門田美鈴 訳 SBクリエイティブ

池田龍三氏「ちょっといい話」より

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ちょっといい話~大人用~「そのように考えるからそうなる」(読了時間:約2分)

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マーク・レクラウ氏の心に響く言葉より…


かつてシェイクスピアは「いいとか悪いというのはなく、そのように考えるからそうなるのだ」と言った。

これは名言である。


どんなに悪く見える経験でも、その中に隠されたいいことを探し求めよう。

いかなる状況でも悲観主義に陥らず、つねにいいことを見つける習慣を確立すれば、人生の質を飛躍的に高めることができる。

経験それ自体は中立的だが、それに対する物の見方がそれをよいことにしたり悪いことにしたりするのだ。


物の見方を改善する1つの方法は、ポジティブな表現を使うことである。

たとえば、「失敗」を「学習経験」と言い換えるのがそうだ。

ポジティブな表現を使って、自分が置かれている状況に対する解釈を変える具体例を紹介しよう。


私は失業者だ。→ 私は自分に合う仕事を見つけるために時間をとっている。

私は病人だ。→ 私は健康を取り戻すためにしばらく休養を必要としている。

私は問題を抱えている。→ 私は成長するための機会に恵まれている。

私は失敗してしまった。→ 私はこの素晴らしい学習経験を今後に生かす。

私は何をしてもダメだ。→ 私はこれから飛躍を遂げるために全力を尽くす。


■楽観主義者はドーナツを見て喜び、悲観主義者はドーナツの穴を見て悲しむ(オスカー・ワイルド


悲観主義者とは、チャンスがドアをノックしても「うるさい」と嘆く人のことだ。(オスカー・ワイルド


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『習慣を変えれば人生が変わる』ディスカヴァー

池田龍三氏「ちょっといい話」より



 

ちょっといい話~大人用~「同僚の手柄や美行は」(読了時間:約2分)

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水戸黄門でお馴染みの水戸藩第二代藩主


徳川光圀公”の言葉をご紹介させて頂きます。



「たいしたこともない過失や、虚実の不確かなことは、



主君や上司の耳に入れてはならない。



しかし、



同僚の手柄や美行は、



その詳しい事実を知らなくとも、早く知らせるべきである」



さすがは黄門様です♪


誰かが良いことをしていたら、率先して報告しなさいと!



このトップの在り方が、良い組織を創っていくのでしょうね♪



逆に、誰かのことをチクリまくっている組織は、居心地が悪そうですしね・・・





先日テレビでやっていたのですが、



例えば子供がテストで100点をとって帰ってきたとして、



なんて言いますか?



大きく分けて2通りの褒め方があるそうです。



1つは、結果を褒めること。(偉いわね~、凄い点数じゃない♪)



もう1つは、プロセスを褒めること。(たくさん努力してたからね♪偉いわね♪)



結果を褒められて育った子は、結果を維持しようと、



現状維持の傾向にあるそうです。(失敗しないように、無難に進む)



一方、プロセスを褒められて育った子は、



努力することが楽しくなっていくそうです。(果敢に挑戦する)




結果的には、プロセスを褒められて育った子の方が、学力向上する傾向にあるようです。




もちろん結果も大切ですが、それをしようと思えた心とか、



そこに行き着く過程、プロセス、そういったものを見逃さないように、



しっかり褒めていきたいです♪



嬉しい所を褒められたら、嬉しいもんね♪



今日の話が、皆様のお役に立てれば幸いですm(_ _)m

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【魂が震える話】より 

池田龍三氏「ちょっといい話」より

ちょっといい話~大人用~「収入と寄付金との関係」(読了時間:約2分)

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経済の専門家であるアーサー・ブルックスは、収入と寄付金との関係を調査した。


2000年時点のアメリカ人約三千人のデータを利用し、


収入と寄付金に影響を与えそうなすべての要因


(学歴、年齢、人種、宗教、政治信条、婚姻関係の有無)なども考慮された。


予想どおり、収入が高いほど、寄付する額も多くなった。


収入が1ドル増えるごとに、寄付金は0,14ドル上昇したのである。


ところが、それよりはるかに興味深いことが明らかになった。


何と、寄付金が1ドル増えるごとに、収入が3,75ドル高くなったのである。


確かに、与えることで人びとは金持ちになっているようだった。



(中略)


心理学者のエリザベス・ダン、ラーラ・アクニン、マイケル・ノートンが調査を行い、


被験者に朝、自分の幸福度を評価してもらい、続いて、


思いがけない贈り物__20ドル(約2千円)入った封筒__を渡した。


ただしルールが一つだけあり、それは、20ドルを午後五時までに使わなければならないことだ。


そのあと、被験者は再び幸福度を評価した。


20ドルを自分のために使った人と、ほかの人のために使った人の、


どちらが幸福度が高かっただろうか。



たいていの人は、自分のために使ったほうが


幸福度が高いだろうと考えるが、それは間違いだ。


実のところ、自分のためにお金を使っても、


幸福度は変わらなかったが、ほかの人のために使った人は、


幸福度がかなり上がったと報告しているのだ。


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『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』 アダム・グラント 著 楠木 建 監訳
三笠書房より
池田龍三氏「ちょっといい話」より
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ちょっといい話~大人用~「今やれる小さいこと」(読了時間:約1分)

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斎藤一人さんのお話です。


誰にでも「やりたいこと」はあります。



たとえば『「ヨーロッパ旅行に行きたい」。



そんなときは、ヨーロッパの旅行のカタログだけでも見てください。



不思議と良いことが起きます。



「新しい仕事をしたい」なら、仕事の計画だけでもねってみる。



思わぬ良いことが起きます。



大切な人にプレゼントを買ってあげたくても、お金がないのなら、その気持ちだけでも伝える。



すると、ステキなことが起きるんです。



「今やれる小さいこと」から始めてください。



本当に「小さいこと」でかまわないんです。



大きい大きいプレゼントがもらえますよ!


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「あなたが変わる315の言葉」 斎藤一人 著 KKロングセラーズ

池田龍三氏「ちょっといい話」より

ちょっといい話~大人用~「自分を幸せにする方法」(読了時間:約1分)

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 【自分を幸せにする方法】

メルマガ「魂が震える話」より
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ある実験があります。


二人一組になって、1人がもう1人の背中を1秒間に1回のテンポで、トントンと軽くタッチします。


よく赤ちゃんの背中をお母さんがトントンするのと同じ感じです。


これをすると、


された方は不安感やイライラ感を抑えるセロトニンという脳内の神経伝達物質が増えるそうです。


つまり、癒やされるということです。


しかしこの実験はこれだけでは終わりません。


更に、


やっている人も、セロトニン濃度が上昇するということがわかったのです。


赤ちゃんをトントンしているとき、赤ちゃんだけじゃなく、お母さんも癒やされていたのです。


誰かに喜ばれることをするということは、


実は、


自分を癒やし、自分を幸せにする方法だったのです♪

 

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池田龍三氏「ちょっといい話」より

ちょっといい話~大人用~「子どもは鏡」(読了時間:約2分)

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子どもは、批判されて育つと、人を責めることを学ぶ。


子どもは、憎しみの中で育つと、人と争うことを学ぶ。


子どもは、恐怖の中で育つと、オドオドした小心者になる。


子どもは、憐れみを受けて育つと、自分を可哀相と思うようになる。


子どもは、馬鹿にされて育つと、自分を表現できなくなる。


子どもは、嫉妬の中で育つと、人をねたむようになる。


子どもは、ひけめを感じながら育つと、罪悪感を持つようになる。


子どもは、辛抱強さを見て育つと、耐えることを学ぶ。


子どもは、正直さと公平さを見て育つと、真実と正義を学ぶ。


子どもは、励まされて育つと、自身を持つようになる。


子どもは、ほめられて育つと、人に感謝するようになる。


子どもは、存在を認められて育つと、自分が好きになる。


子どもは、努力を認められて育つと、自分が好きになる。


子どもは、皆で分け合うのを見て育つと、人に分け与えるようになる。


子どもは、静かな落ち着きの中で育つと、平和な心を持つようになる。


子どもは、安心感を与えられて育つと、自分や人を信じるようになる。


子どもは、親しみに満ちた雰囲気の中で育つと、生きることは楽しいことだと知る。


子どもは、周りから受け入れられて育つと、世界中が愛で溢れていることを知る。

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「心のチキンスープ」 ダイヤモンド社

池田龍三氏「ちょっといい話」より