ちょっといい話~大人用~「相手も主人公」(読了時間:約2分)
自分の人生の主人公は、
誰が何と言おうと“自分”です。
そして、自分以外の人、親も兄弟も親友も、主人公じゃ無く重要な“わき役”です。
それと同時に、
例えば自分の奥様から見たら、奥さま自身が主人公で、あなたは“わき役”なのです。
親友だとしても、相手にとったら自分が主人公なのですから、
どう頑張っても相手の人生の主人公にはなれません。
そこで大切なのが、
相手の立場、相手の気持ちを察するということではないでしょうか。
上司と部下の関係でも、親子の関係でも、夫婦の関係でも、友人の関係でも、
お互いに相手の立場や気持ちを察するからこそ、
相手の人生の“名わき役”になっていくのでしょう。
みんな、自分の人生を良くしたかったり、輝かせたかったり、幸せになりたかったりします。
そう思っているのは自分だけじゃ無いという事実があるのです。
今、上手く行っている経営者の方を観察すると、一つの共通点がありました。
それは、
自分が輝くことよりも、人を輝かせることに力を注いでいるということです。
お笑いコンビ“くりーむしちゅー”さんが成功した秘訣について聞かれた時の答えが、
「笑うようになったからですよ」
とのこと。
昔は他の芸人さんが面白いことを言っても、みな敵だから、
たとえ面白くても笑ってやるもんか、笑ったら負けだと思って、ずっとムッツリしてたそうです。
しかしある時、萩本欽一さんからアドバイスを受け、
他の芸人さんのネタでも自然に笑うようになったのだと。
相手を輝かすことが出来る人は、結果的に自分も輝いていくのですね♪
逆に、相手を認めない、ライバルを認めない、部下を上司を認めない、
子を認めない、親を認めない・・・
そうすると、どんな結果になっていくのかは想像がつきます。
自分が主人公、同時に、相手も主人公♪
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【魂が震える話】より
池田龍三氏「ちょっといい話」より