ちょっといい話「心は筋肉によく似ている」(読了時間:約1分)
ブライアン・トレーシーというカナダ出身のビジネス書、自己啓発書作家は言いました。
「心は筋肉によく似ている。使うことによって鍛えられ、強くなるのだ」
「何ごとも練習することによって習慣として身につく」
例えば、朝6時に起きることを決意します。
最初の頃は、心も鍛えられていませんので、「眠いな~、だるいな~」って思います。
50㎏の重りで筋トレを始めたばかりの時と似ています。(重いな~、きついな~)
それがしばらく続けていくと、6時に起きるのことが辛くなくなってきます。
50㎏の重りも、数回あげられるようになります。
さらに続けていくと、それが当たり前の習慣になり、
もっと続けると、「やらないと気持ち悪い」という感覚まで出てきます。
その結果、どうなるのかといいますと、
普通の人が6時半に起きて「辛い」と思っている中、それよりも30分早く起きているにもかかわらず、
「6時に起きないと気持ち悪い」です。
普通の人が50㎏の重りをやっと持ち上げているのに、
「50㎏は簡単だよ」になります。
これが習慣の力であり、心と筋肉が似ていると言われる所以なのでしょう。
目指すものがあるのなら、それを叶える為の計画を立て、習慣化する。
そして「やらないと気持ち悪い」という、良い意味で「中毒」になったら最高ですね。
池田龍三氏「ちょっといい話」より