いい話を、子どもたちに!【いい話を集めたブログ】

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ちょっといい話~大人用~「12倍得する生き方(読了時間:約4分)

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例えば付き合いたてのカップルで、男性が初めて女性にご飯をごちそうしたとします。


おそらく、この女性は「嬉しい、ありがとう~」と感謝の気持ちを伝えるでしょう。


例えば付き合いたてのカップルで、女性が初めて男性にお弁当を作ったとします。


おそらく、この男性は「おいしい、ありがとう~」と感謝の気持ちを伝えるでしょう。


これが、毎週になったらどうでしょう?


それでもしっかり感謝の気持ちを伝えていますか?


してもらっている事が当たり前になっていませんか?


なぜこんな事を言うのかというと、


これは相手がどうのこうのではなく、


あなた自身の為に全く良くないからです。





大阪大学の教授が検証し、アメリカの科学誌に発表された実験で、こんなものがあります。


保育園で5歳~6歳の子どもを対象に行われたのですが、


「同じ歳の子どもが、親切な行為をしているのを見たとき、


その親切を行った子どもに対して優しく接する」


というもので、



親切な行為をした子どもと、そうじゃない子どもを比べると、


なんとっ!約12倍、


親切をした子どもの方が、その後親切にされる回数が高かったそうです。





この実験結果から想像できるとおもいますが、


人に感謝されることをして、感謝をされて、


今度は自分が有り難いことをしてもらった時にもきちんと感謝を伝えて、


また喜んでもらえることをして・・・


この流れを自然に、見返りなんかどうでもよく、


自然にできる人だけが成幸しているのではないでしょうか♪






感謝できない人の理由も知っています。


それは、慣れてしまって、してもらう事が当たり前になるパターンと、


自分がしたことが無いから、する側の気持ちを察することができないパターン。


子育てをすると、自分も同じようにして貰っていたことに気付き、感謝が深まります。


毎日かかさずオムツをかえ、一口一口スプーンでご飯を食べさせ、


お風呂に入って洗ってもらって、夜中に泣いて起こされても


文句一つ言わずに見守ってくれていた事に気付きます。


料理を作って、「おいしい」も「うれしい」も言わない人は、


自分が料理を誰かに作って、何も言ってもらえなく寂しい思いをしたことが無いのです。



おごって貰って当然という態度の人は、自分がおごったことが無いか、


おごってもそういう態度をされたことがないからです。



何が悲しいって、



それをし続けている人こそが、それをしっかり出来る人に比べて


12分の1しか恩恵を受けないことです!!!


一瞬だけ得しているように見えて、実は致命的に損をしているんです。



たくさん感謝できることはあります。



たくさん気付いて、たくさん伝えて、自分もまた誰かに感謝される生き方をして、



その連鎖の中に身を置いていきましょ♪

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「魂が震える話」

池田龍三氏「ちょっといい話」より