ちょっといい話「電車で彼女がダウン症の人を見てポツリ」(読了時間:約2分)
【電車で彼女がダウン症の人を見てポツリ。その後、彼氏の行動が電車内の空気を一変させる】
電車の乗ってきたカップル。
少し遠目の扉から乗ってきたダウン症と思われる人とその家族らしき人が乗車します。
すると仲良くしていたカップルの彼女がそちらに気付き、彼氏にポツリと、
「あれヤバくない?」
と一言。
その後すぐの出来事でした。
彼氏が電車の空気を一変させる行動に移ります。
「は?」
「いやそういうこと平気で言うお前の方がヤバイから」
周囲の視線を集めてしまう様な割と大きな声で、はっきりと彼女にいます。
「そういう女無理だから。もう話しかけないで」
そう言い残し、彼女の元から離れて歩き始めます。
そして、ダウン症らしき人とその家族らしき人の方に近づき
「すみませんでした」
と深々と頭を下げて、そのまま別の車両に移っていきました。
彼女は面食らったように呆然とし、その場に立ち尽くしていました。
周囲の人もみんなその行動に驚いていたそうです。
そしてこうした勇気ある行動や思いが、もしかした世の中から差別や偏見と
いうったものをなくすエネルギーになってくるかもしれません。
出典:Cadot(カド http://cadot.jp/)
池田龍三氏「ちょっといい話」より