ちょっといい話~大人用~「ありがとう」(読了時間:約1分)
不幸な人は、長年、マイナスの言葉を使ってマイナスをつかんできました。
自分がつかんでいることさえ忘れているくらいです。
そのため、そうやすやすと簡単に手を放すことができないのです。
そして、究極のマイナスは、将来を悪い方悪い方に考えて、あれこれ思い悩み、
そのたびにマイナスの言葉を使ってしまうことです。
これでは、悪い将来を、一生懸命に
手に入れようと、心から願っているのと同じです。
でも安心してください。
マイナスの手を切り、マイナスを手放させてくれるのが、
「ありがとう」です。
「ありがとう」を唱えていると、
次第にマイナスから手が放れていくのです。
1つマイナスを考え、言葉に出してしまったら、
「ありがとう」を10回唱えましょう。
問題のある人ほど、マイナスを抱えている人ほど、回数を多く唱えてください。
悩み始めたら、「ありがとう」をくり返し唱えます。
悩む時間を自分に与えないことが大切です。
「ありがとう」はマイナスと手を切る魔法のナイフなのです。
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『人間、生きているだけで、ありがとう』 野坂 礼子 著 マキノ出版
池田龍三氏「ちょっといい話」より