いい話を、子どもたちに!【いい話を集めたブログ】

いい話をたくさん子どたちに聞かせたいと思い、古今東西からいっぱい集めました。寝る前にスマホで読み聞かせできます。大人の気分転換にもどうぞ。

ちょっといい話「明日という字は(ゴルゴ松本)」(読了時間:約2分)

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日本語は、あしたという言葉を“明るい日”と書くんです。
 
あしたが明るい日になるかどうかなんて、誰にもわかりません。
 
雨が降って日が差さないかもしれない。
 
雲に隠れて月だって出ないかもしれない。
 
でも「明日は明るい日だ」と、昔の日本人は決めたんです。
 
この前向きさが日本人です。
 
あしたは明るい日にしなければならない、
 
希望を持って明日を迎えるんだという日本人の決意です。
 
明るさは光です。
 
あしたを明るい日にするには、
 
光を見つけ出さなければいけません。
 
「光を運ぶ」と書いて輝くです。
 
待っていても光は見えてきません。
 
自分で運んでいくしかない。
 
自分の力で光を運んでいって、あしたを明るい日にする。
 
そして明日になったら、その明日のためにまた運ぶ。
 
それが運命ということなんです。
 
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「あっ!命の授業」ゴルゴ松本 著 廣済堂出版
池田龍三氏「ちょっといい話」より