「こんな逸話を知っていますか?」(読了時間:約3分)
こんな逸話を知っていますか?(抜粋)
・映画スターのフレッド・アステアが初めて映画のテストを受けたとき、「演技力なし! ちょっと髪が薄い! ダンスは少々できる!」彼はこのメモを豪邸の暖炉の上に飾っていた。
・ソクラテスは、「若者を堕落させる不道徳者」呼ばわりされていた。
・ベートーベンは、不器用でバイオリンがへただった。練習して技術を磨くより、自作の曲を好き勝手に弾いた。だが、先生に言わせると、作曲のほうも絶望的だった。
・進化論の父と呼ばれるチャールズ・ダーウィンは、医者になることを断念したが、このとき父親は、「お前は猟をしているか、犬や野ネズミを追っかけてばかりだ」と嘆いたという。
・ウォルト・ディズニーは、アイデア不足を理由に新聞社をクビになった。また、ディズニーランドを建設する前に何回か倒産もしていた。
・トーマス・エジソンは、教師に「頭が悪くて何一つ学ぶことができない生徒」と酷評された。
・アルバート・アインシュタインは四歳になるまで言葉をしゃべらず、七歳になるまで字を読めなかった。先生は彼のことを「頭は悪いし、友だちとは遊べないし、バカげた空想の世界にいつまでもひたっている」と言っていた。結局、学校を退学になり、チューリッヒ工業学校にも入学できなかった。
・アイザック・ニュートンは小中学校時代、勉強はまるでダメだった。
・『戦争と平和』の著者トルストイは、大学を成績不良で退学になった。「何も学ばず、学ぶ気もない」とみなされたからである。
・自動車王ヘンリー・フォードは成功するまでに五回も倒産を経験している。
・スポーツ史の専門家に史上最高の運動選手と言われたベーブ・ルースは、最多ホームラン記録を打ち立てたことで有名である。だが同時に、最多三振記録の保持者でもある。
・ウィンストン・チャーチルは小学校六年の時に落第した。六二歳で英国の首相に就任するまでは、挫折と敗北続きの人生だった。大きな功績を残したのは、高齢者と呼ばれる歳になってからである。
・『かもめのジョナサン』は、マクミラン社で一九七〇年に出版されるまでに、十八社で出版を断られた。ところが、この本は、出版後五年もたたないうちに、米国内だけで七百万部以上売れたのである。
ジャック・キャンフィールド&マーク・V・ハンセン
『こころのチキンスープ』ダイヤモンド社
(子供用に一部改変)
画像はFlybynightによるPixabayから